塚本 智也Tomoya Tsukamoto
給水装置管理業務
入社後、群馬県内の事業所に配属され、水道局の窓口で料金徴収業務に従事。4年目に、給水装置管理に関する新規業務がスタートしたことにより配属を希望、新たな分野への挑戦が始まる。現在は、委託元の水道局から維持管理業務のキーパーソンとして、絶大な信頼を集めている。休日の定番は、一眼レフを片手にネイチャーハント。
前職ではスポーツアパレルの販売会社で働いていましたが、公共性の高い仕事に魅力を感じ両毛ビジネスサポートに転職を決めました。現在、私が働いているのは、住宅やビルなどの建設に伴う給水装置の工事に関し、最初の相談を受ける水道局の窓口です。工事開始前の設計確認に始まり、使用する部材の審査、竣工検査までの一連を担当します。
給水装置工事の施工基準は各水道事業体によって異なります。水道管の口径や施工が基準に合っているか細心の注意を払って精査し、図面が施工基準を満たしていなかったり、工事完了時の検査で不具合を発見した場合には、工事事業者に対し工事のやり直しをお願いします。水道管の維持・管理が私の重要な任務。水道管の破裂や水の供給事故を防止するため、丁寧に根拠を伝え対応していただいています。
水は人の暮らしに欠かせないもの。公共インフラを担う責任感と大きなやりがいを感じています。
私は異業種からの転職ですが、水道局での仕事は人と接する機会が多く、接客業で培ったコミュニケーションスキルが現在の仕事でも役立っています。
給水装置工事や漏水修繕、布設替えなどが行われる場合は、下水道や土木関連部局を始め、電力会社、ガス会社、電話会社など関係団体と事前に協議し、工事スケジュールの調整等を行います。住民の方から「水が濁っている」「異臭味がする」といったお問い合わせをいただいた時には原因を調査し、迅速に対応しなければなりません。調整力やコミュニケーション力が必要になってきます。
委託元である事業体での業務がメインなので、異動先によって職場のカラーが違うのも面白さの一つ。人と接することが好きな人には向いている仕事だと思います。
両毛ビジネスサポートでは働きながら様々な知識を吸収できます。私は入社後、群馬県内の事業所で水道料金窓口の仕事を担当。4年目に当時の委託元からあらたに給水業務を受託することになり、自身の成長と会社への貢献を考え、「チャレンジしたい」と手を挙げました。会社からは国家資格である給水装置工事主任技術者の資格取得プロジェクトのメンバーにも選んでいただき、教材費や受験費用を全額フォローしていただきました。今後も配水管の設計や下水道の窓口など受託業務の拡大に貢献できるよう積極的にチャレンジしたいと思っています。
近年は高度経済成長期に水道事業の成長を支えてきた世代の職員が次々と定年退職を迎え、水道事業体では人材不足と技術継承が課題となっています。課題を解決する官民連携のリーディングケースとして、地域の水道事業を支えていきたいです。
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