管路維持管理、給水装置、料金、会計など各業務に分散する多様な情報を、地図という共通インフラで一元管理します。情報を横断的に共有することで、業務間の相互連携を可能にし、水道事業の基盤となる各業務を強化します。当社グループのマッピングシステムはネットワークを介し、上下水道料金調定システムや公営企業会計システムと連携しますので、工事施工管理の情報や、水道の利用状況など各業務で必要とされる情報を瞬時に取り出すことが可能です。このほか給水装置工事受付管理システムでは、給水装置工事の受付から設計審査、道路占用申請、施工監理、竣工検査等に関連する事務が一元的に管理できますので、煩雑な一連の業務がルーチン化され、業務効率の向上が実現します。もちろんマッピングシステムや水道料金調定システム、公営企業会計システムとの連携も可能です。

上下水道料金調定システムと外勤業務用のスマート端末をリアルタイムに通信・接続し、外勤業務と内勤事務の効率を飛躍的に向上させる先進的な「スマートデバイスソリューション」です。検針、精算、未納整理、給水停止執行などの外勤業務では、これまで情報を紙に印刷して持ち出していましたが、このソリューションでは、紙の持出しが不要です。情報はすべて、スマート端末からサーバーへアクセスし、閲覧や更新を行うため、端末には１件の個人情報も内包しません。閉域網ネットワークの利用と、高度なセキュリティが施されたスマート端末を活用することで、情報漏洩のリスクなく、屋外でも安心して業務を遂行することが可能です。外勤業務で収集した情報は、リアルタイムに上下水道料金調定システムに反映されますので、外勤業務と内勤事務のタイムラグが解消されることで効率的な業務運用が実現します。